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2022年01月14日(金)

イタリア アフリカ豚熱感染情報


イタリアにて、大変な報道がありました。
詳細は、農水省の指針発表後となりますが、まずは第一報です。


イタリア家畜衛生当局は、同国ピエモンテ州の野生イノシシで、アフリカ豚熱(ASF)の発生を確認。

この情報を受けて日本の農水省は、同病の日本への侵入を防止するため、1 月8 日にイタリアからの豚肉等の輸入を一時停止しました。
この処置により、イタリア料理には欠かせないとされる基本食材の「生ハム」「サラミ」「パンチェッタ」といった豚肉加工品の通関が行えなくなる可能性が強くなりました。( 弊社は取扱いを行っていないですが、イタリア産の冷凍の豚肉も輸入停止となる予定です。 )
家畜伝染病予防法で定める「アフリカ豚熱」は(African swine fever ; ASF)と呼ばれ、豚や猪に感染する伝染病であり、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。本病に有効なワクチンや治療法はなく、発生した場合に畜産業に甚大な被害を及ぼします。迅速な診断による摘発淘汰のみが有効な手段とされております。ダニや、感染した動物と接触することで感染が拡大する他、本病のウイルスに汚染された十分に加熱されていない肉及び肉製品を豚が食べることによっても感染します。感染した豚の血液や筋肉の中で長期間感染力を維持するため、(300 日以上とされております) 精肉や非加熱の豚肉加工品を介して遠隔地に持ち込まれ、食品残渣の給与等を通じて未発生地域に侵入します。今のところ、人体には影響がないといわれていますが、国内の豚生産農家保護の為、発生国からの商品の持ち込みに対してかなり厳しい処置が取られると予想されます。


発生500 日以上前に仕込んだハムは何とかならないかと模索しております。

弊社サプライヤーの生ハム・サラミ・ラルドメーカーから出来る限り継続入荷できるよう、情報を集めていきたいと思います。

まずは、ご一報です。ぜひともよろしくお願いいたします。